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説教(10月24日)
■題目:「立体的な人生」
■説教:丸岡正策 APTF事務総長
■御言訓読:天国を開く門、真の家庭(第4章 第2節 P119~P120)
第四章 人生路程
第二節 生まれた理由
この世界は丸くなっています。太陽も丸く、地球も丸く、星も丸く、口も丸くなっています。どんなものでも、みなそのようになっています。それゆえ、宇宙は丸く丸く回りながら関係を結ぶのです。そして、丸くなっていても、個別的にだけでなく、全体に関連性を結びながら、球形を維持しているのです。
では、なぜ自分が生まれたのでしょうか。この大宇宙と拍子を合わせるために生まれました。それで海の波がざぶんざぶんと音を立てれば、自分の心もざぶんざぶんと音を立て、風が気分良く吹けば、自分の心も気分が良く、花が咲いて香りを放てば、自分の心も香りを放つのです。
愛で生まれ、愛で育って、愛で生きて、愛で死ぬようになるときは、生まれるのも有り難いことであり、生きるのも有り難いことであり、死ぬのも有り難いことです。
皆さんは、父母がこの上なく愛する場に同参して生まれたというのです。同参者だということです。
皆さんは、父母の愛から生まれたために、父母の愛が差してある旗だと思わなければなりません。それゆえ、旗が動くのは愛を表示するためなのです。
一生の間、愛のために生きるのです。それで、母のためにも愛の旗を振ってあげ、父を見ても愛の旗を振ってあげ、兄弟たちのためにも愛の旗を振ってあげるのです。
説教(10月17日)
■題目:「あなたは腰に帯して男らしくせよ!」
■説教者:和田康伸 教区長
■御言訓読:ヨブ記(第38章 第1節~第15節)
この時、主はつむじ風の中からヨブに答えられた、「無知の言葉をもって、神の計りごとを暗くするこの者はだれか。あなたは腰に帯して、男らしくせよ。わたしはあなたに尋ねる、わたしに答えよ。
わたしが地の基をすえた時、どこにいたか。もしあなたが知っているなら言え。
あなたがもし知っているなら、だれがその度量を定めたか。だれが測りなわを地の上に張ったか。
その土台は何の上に置かれたか。その隅の石はだれがすえたか。
かの時には明けの星は相共に歌い、神の子たちはみな喜び呼ばわった。
海の水が流れいで、胎内からわき出たとき、だれが戸をもって、これを閉じこめたか。
あの時、わたしは雲をもって衣とし、黒雲をもってむつきとし、これがために境を定め、関および戸を設けて、言った、『ここまで来てもよい、越えてはならぬ、おまえの高波はここにとどまるのだ』と。
あなたは生れた日からこのかた朝に命じ、夜明けにその所を知らせ、これに地の縁をとらえさせ、悪人をその上から振り落させたことがあるか。
地は印せられた土のように変り、衣のようにいろどられる。悪人はその光を奪われ、その高くあげた腕は折られる。
説教(10月3日)
■題目: 「新しい歴史の礎たる私となりましょう」
■説教者:和田康伸 教区長
■御言訓読:み言選集 第11巻 97ページ
患難の中で忠節の心情を持つ真の息子娘
神様は人類の前に終わりの日になれば、 7 年間の大患難があると予告しました。この患難の時期は 6 千年の歴史路程において、天の悲しい曲折が聖徒たちにぶつかる時です。人間たちの因縁がすべて崩れて行き、信じられない環境にぶつかる時です。
自分がいくら良心的に正しく生きても、その良心を持って自分の生涯を主張することができない時です。信仰でも、どのような主義でも、自分の生涯を主張することができない時です。志を抱き、考えがある者であればあるほど、眺める所々で苦痛を感じる時です。
そのような時が終わる 7 年大患難の時です。その時は希望や所望が搖れ動く時です、私たちが信じている信仰の中心が揺れ動く時であり、信じて従って行った指導者が揺れ動く時です。主義はもちろん宗教、良心、父母の心情までも全部がすべて揺れ動く時です。
それでは神様はどうしてそのような世の中を作っておかなければならないのか? それは真の神様、歴史的に苦労した神様と同参したと言う価値を与えるためだからです。
神様は 6 千年の間、数多くの惨状を見て来られたし、数多くの曲折にぶつかったので、終わりの日においては、良心とか、主義とか、信仰とか、そういうものを持って中心に立つことができない環境にぶつかるようにするのです。
そのような患難の中でも神様を愛するという、そのような難しい立場でも神様とともに生きるという真の息子娘を捜すために、そのような時が来るというのです。
だから皆さんは、教会が揺れ動くのを見ても悲しまずに、何かしらの主義が動揺してしまうのを見ても悲しまずに、何かしらの主権者が倒れるのを見ても悲しまずに、自分の父母が変わっても悲しまずに、自分の兄弟が変わって落ちてしまったとしても悲しまないでください。
頼って信じていた世の中のすべてのものが動揺したとしても、皆さんの心は平然でなければいけません。神様は動揺せずに、この時間も私を尋ねて来られているということを知らなければなりません。神様が私たちに苦痛を与えるのは、ご自身の貴い一日、ご自身が経て来た苦痛の因縁を、私たちに結んでくれるための大きな約束であるということが分からなければなりません。
そのような立場で天をかき抱き、「一緒に行きましょう。一緒に戦いましょう。一緒に行動しましょう」と叫んで立ち上がる人を捜すために、そのような世の中が必要だというのです。
*1961年 2月 12日(日) 旧本部教会、韓国