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平和を愛する世界人として―文鮮明自叙伝
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説教(2015年7月26日)

■説教者:堀 正一 教区長

■御言訓読:天聖経(第9編 第1章 第1・2節 19・1)

19天国はどこにあるのでしょうか。「心にあり、私にある」と結論を下さなければなりません。心の天国があったのちに、体の天国がなければなりません。体の天国があったのちにこそ、家庭教会、家庭の天国が成就されるのです。その天国は、サタンが讒訴できず、サタンが生きることもできません。サタンの活動が許されない所です。

 「天国が私の心と体にある」と言える人にならなければ、環境天国をもてません。家庭教会は、環境を中心とした天国を意味します。家庭教会の基地はどういうものでしょうか。家庭教会の基地が、皆さんの天国として許されるのです。環境とは、家庭教会を中心として国と世界が連結されたものなのです。

第二節 家庭教会の目的
1今まで宗教では、私一人が救われようとしてきました。私一人がどのようにすれば救われるかという、個人の救いを標準にしてきたというのです。私たちは、個人の救いをしようというのではありません。氏族の救いを一度にやろうというのです。皆さんゆえに氏族が救われるのです。このようなことは、宗教の歴史上にもなく、人類歴史上にもありませんでした。このように、たった一つの事件が起きたというのです。共に栄えることのできる、全体の救いの基盤を賦与される時代になったのです。

カテゴリー:今週の説教 - 15/07/29掲載

説教(2015年7月19日)

■説教者:堀 正一 教区長

■御言訓読:天聖経(第7編 第2章 第4節 1)

第四節天上天国に行く道

l皆さんはみな、先祖たちの顔を代わりにかぶって出てきた歴史的な復活体です。その歴史がどれくらいになるのでしょうか。何十万年になるといいます。そのように長い歴史過程を、結局、「私」一人を造るために苦労したというのです。

金氏なら金氏という「私」一人を誕生させるために、数多くの先祖たちが生まれては死んでいったのです。ですから、私たちは歴史的な結実体です。

皆さんからよく熟した実が出てくると思いますか。皆さんの二世が、間違いない天の実になると思いますか。皆さんの心の中からよく熟した統一教会が出てくると思いますか。六千年の人類歴史の結実体が、木から落ちる実のように熟すことができずに落ちてよいのですか。

「ああ、私は落ちそうだ。風がもう少し吹いたら落ちるので、先生、揺らさないでそっとしておいてください」と言わなければなりませんか。そのような人もいるでしょう。一方で、「先生が斧で打って枝を思う存分揺らしても、枝が裂けていくまでは絶対に落ちません」と言う人もいるでしょう。皆さんは、どのような人になっていますか。

カテゴリー:今週の説教 - 15/07/21掲載

説教(2015年7月12日)

■説教者:堀 正一 教区長

■御言訓読:天聖経(真の父母様の祈祷・真の家庭・抜粋)

 私たちは、お父様を教限りなく呼び求めてまいりました。今では、お父様が喜びのお父様なのか悲しみのお父様なのかをはっきりと知り、そのお父親を呼び求める成長した子女たちにならなければならないのでございます。私たちは今まで、福を下さるお父様、慰労してくださるお父様、自分を困難な試練の中から救ってくださるお父様と思ってまいりました。ですが、お父様を慰労してさしあげ、救ってさしあげ、お父様が世の中を受け入れられるようにしてさしあげる責任が私たちにあるという事実を分かるようにしてくださいのそして、困難な、かわいそうな立場にいらっしゃるお父様を見つめるたびに、同情の涙を流し、孤独なお父様を思いやることで自分自らを忘れてしまえる子女たちとならなければならないのでございます。

 それが自分の生活哲学であり、自分の生涯路程だと認めていける子女たちとなるようにしてください。そのような息子、娘がいれば、あなたの深く厚徳な愛を加えてくだきり、残った復帰の事情を分かち合える息子、娘だとたたえてくださることを切にお願い申し上げます。今まで私たちは、悲しいときに自分を中心として悲しむときが多かったのでございます。

しかし、これからは、自分の悲しみが極まれば、その悲しみがあなたの悲しみを身代わりしていると考える息子、娘となることを許諾してくださるよう、お父様、切にお願い申し上げます。

 あすの希望がいくら良いとしても、現在の立場でお父様と私たちの間に結ばれた強固な心情の絆がないとすれば、いくら良い願いと理念をもっていたとしても、それだけをもって私たちがこれからの希望をかけることはできないことを分かるようにしてください。私たちを訪ねてこられたお父様に悲しい事情があり、私たちとお父様に結ばれた心情の絆があれば、そのお父様の悲しみの十字架を私たち自身が代わりに背負わなければならないという事実を知っているあなたの息子たちとなり、娘たちとなることを許諾してくださるよう、切にお願い申し上げます。

 私たちの先に立って歩まれたあなたのみ旨は、気高く貴いことを知っておりますので、いかなる試練も克服できるよう心情を尽くすと同時に、最後の力と命を注いで敵陣を撃破しなければならない使命が、私たちが受けた命令であり使命であることを知って歩み、また歩んで行けるようにしてください。そのような自分自身を整備することには、あらゆることを惜しまない子女たちとなるよう、許諾してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。きょう、あなたのみ名をたたえ、あなたのお膝元を慕い、あなたの深い心情の懐を慕う、あなたの息子、娘たちをどうぞお見捨てにならずに、懐に抱きかかえてください。そして、栄光の一日、栄光の一時間、恩賜の一時間、復活の一時を成すことができる神聖な日となるよう、許諾してください。

 今の時が春の季節であるのと同じように、一九七〇年代は統一教会の春の季節となるようにしてください。そして、栄光が生い茂る夏の季節に向かって前進するようにしてください。そのために新しい覚悟をもつ子女たちとなることを許諾してくださるよう、切にお願い申し上げます。少数の群れが集まっております。彼らは、誰かのための道を行くために来たのではなく、あなたのお近くに行き、あなたの残った使命を分担していただくことを願って集まりましたので、彼らを祝福してくださることを切にお願い申し上げます。

 海外に出て苦労する子女たちも保護してください。どうか歴史的な大いなる責任を担った日本の教会が歩む道を導いてください。これから日本で行わなければならない様々な行事と、ここで私たちが計画する全体の行事に、あなたの御加護のみ手を施してくださることをお願い申し上げ、すべてを真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂユ。(1970・4・19)

カテゴリー:今週の説教 - 15/07/15掲載

説教(2015年7月5日)

■題目:「救済の恩恵の原理」

■説教者:徳野英治 会長

■御言訓読:ルカによる福音書 第7章36節~50節

あるパリサイ人がイエスに、食事を共にしたいと申し出たので、そのパリサイ人の家にはいって食卓に着かれた。
するとそのとき、その町で罪の女であったものが、パリサイ人の家で食卓に着いておられることを聞いて、香油が入れてある石膏のつぼを持ってきて、 泣きながら、イエスのうしろでその足もとに寄り、まず涙でイエスの足をぬらし、自分の髪の毛でぬぐい、そして、その足に接吻して、香油を塗った。

イエスを招いたパリサイ人がそれを見て、心の中で言った、「もしこの人が預言者であるなら、自分にさわっている女がだれだか、どんな女かわかるはずだ。それは罪の女なのだから」。
そこでイエスは彼にむかって言われた、「シモン、あなたに言うことがある」。彼は「先生、おっしゃってください」と言った。
イエスが言われた、「ある金貸しに金をかりた人がふたりいたが、ひとりは五百デナリ、もうひとりは五十デナリを借りていた。

ところが、返すことができなかったので、彼はふたり共ゆるしてやった。このふたりのうちで、どちらが彼を多く愛するだろうか」。
シモンが答えて言った、「多くゆるしてもらったほうだと思います」。イエスが言われた、「あなたの判断は正しい」。

それから女の方に振り向いて、シモンに言われた、「この女を見ないか。わたしがあなたの家にはいってきた時に、あなたは足を洗う水をくれなかった。ところが、この女は涙でわたしの足をぬらし、髪の毛でふいてくれた。

あなたはわたしに接吻をしてくれなかったが、彼女はわたしが家にはいった時から、わたしの足に接吻をしてやまなかった。
あなたはわたしの頭に油を塗ってくれなかったが、彼女はわたしの足に香油を塗ってくれた。
それであなたに言うが、この女は多く愛したから、その多くの罪はゆるされているのである。少しだけゆるされた者は、少しだけしか愛さない」。

そして女に、「あなたの罪はゆるされた」と言われた。
すると同席の者たちが心の中で言いはじめた、「罪をゆるすことさえするこの人は、いったい、何者だろう」。
しかし、イエスは女にむかって言われた、「あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい」。

カテゴリー:今週の説教 - 15/07/07掲載

説教(2015年6月28日)

■説教者:堀 正一 教区長

■御言訓読:天聖経(第2編 第1章 第3節 1)

1皆さんが世界の代表になりたければ、なることができます。天地を代表した愛を中心として世界を神様のように愛し、国民を神様のように愛し、自分の家を創造するときの神様の心をもって愛することができれば、誰でもそうなることができます。

「私」が血の汗を流して、再創造の過程を経なければなりません。私から始めて一族を再編、天理の大道に連結させるべき歴史的蕩減の使命が、堕落した子孫にあります。ですから、先生一人で迫害を受けながら経てきたのです。国だけではなく、世界まで、すべて経てきました。

今、真の父母宣布をしなければなりません。本当に真の父母宣布が終わったというときは、悪魔のような邪悪なものなどは、すべて退かなければなりません。しがみついていれば、すべて木っ端みじんになります。雷が落ちるのです。霊界が放っておかないのです。

カテゴリー:今週の説教 - 15/07/01掲載
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