■説教者:堀 正一 教区長
■御言訓読:■天聖経(第11編 第4章 第2節 3.20.12)
6皆さんが母の腹中から出てくるとき、どれほど大変だったか覚えていますか。神様は、赤ん坊を生むとき、なぜこのように生むようにしたのでしょうか。話をするかのように簡単に、おいしい食べ物を食べるかのように簡単に、香水の香りが漂うかのように簡単に、ただ喜んで口を開け、「ははは!」と赤ん坊を生めるようにすれば、どれほど良かったでしょうか。
なぜそのようにせず、汗を流しながら、死ぬか生きるかという境地で生むようにしたのでしょうか。光り輝く愛と出会うためにそのようにしたのです。
20暮らしが大変なのは、不幸なことではありません。どれほど天とひそかに近くなれるかが、幸福と不幸の別れ道です。個人が滅びるのは大丈夫ですが、家庭が滅んではいけません。夫にとっては妻が、妻にとっては夫が、世界で長も必要な人です。ですから、互いに助言をしてあげながら杖となり、共に働く人にならなければなりません。
12先生が心配するのは、どのようにすれば統一教会の名前を後世に残せるかということではなく、どのようにすれば先生の伝統を受け継いだ人々を後世に残せるかということです。そのため、今まで伝統を重要視しなさいという教育をしてきているのです。
カテゴリー:今週の説教 - 15/12/03掲載