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説教(2月6日)

■題目:「悔い改めこそが天一国へつながる道」

■説教:和田康伸 教区長

■御言訓読:

マタイによる福音書:第4節17節

この時からイエスは教を宣べはじめて言われた、「悔い改めよ、天国は近づいた」。

ヨハネの黙示録 : 22章 12節~14節

見よ、わたしはすぐに来る。報いを携えてきて、それぞれのしわざに応じて報いよう。
わたしはアルパであり、オメガである。最初の者であり、最後の者である。初めであり、終りである。
いのちの木にあずかる特権を与えられ、また門をとおって都にはいるために、自分の着物を洗う者たちは、さいわいである。

■説教内容

天基二年が新しいく出発しました。
真のご父母様は昨年度、旧暦と陽暦を統一して新しい天基の出発を宣言されました。

今年は天基(天暦)を中心として「第44回真の神の日」「御聖誕日」「第10回神様王権即位式」の三つお祝いすることになりました。
天福宮に於いては真のご父母様の御聖誕を祝う為、1月6日まで一連の慶祝行事がされています。

「午前零時の祈祷」と「記念式典のみ言」「み旨の応援歌」のVTRを鑑賞。

お父様は「み旨の応援歌」が大好きでいらっしゃいます。昔は「ボールペンの歌」といいました。
私達にはハングルを学びなさいと言われますが、この時だけは日本語を学びなさいとおっしゃいました。
「み旨の応援歌」を歌われるお父様の姿を見ながら、お父様は日本の食口の苦労をよく分かってくださっていると思われてきてとても感動しました。

今年、天基二年を出発するにあたり、その題目の中心は悔い改めです。
イエス様は「悔い改めよ天国は近づいた」と言われました。
ヨハネの黙示録第22章には、「いのちの木にあずかる特権を与えられ、また門をとおって都にはいるために、自分の着物を洗う者たちは、さいわいである。」と書かれています。着物を洗うとは悔い改めることです。

背景が汚れている布であれば、多少汚れていても目立ちませんが、純白な布であれば少しの汚れもとても目立つようになります。
天国が完成しても、私達がその天国で生活するのにふさわしい実体となっていなければそれはどれほど惨めでしょうか?

宋総会長様は2011年は「整理の時」であると語られました。必要なものはとっておき、いらないものは捨てる。他の言葉で言い換えれば、「審判の時」でもあります。
私達は、天一国創建が近づいた時に心からの悔い改めをしなければなりません。

ソドム・ゴモラの町は、淫乱が蔓延して神様から審判を受ける事になりました。
アブラハムは神様に懇願して、もしこの町に10人の義人がいたらそれでも滅ぼされるのですか?と訴えました。神様は10人の義人がいるなら、滅ぼさないと約束されました。

しかし、その10人の義人がいなかったのでソドム・ゴモラの町は滅ぼされる結果となりました。

統一食口は天の目から見れば義人であります。なぜかといえば、この統一食口の群れは純潔を尊んでいるからです。私たちはもう一度その原点に立ち返り、清く正しく歩んで行かなければなりません。それが天一国につながる道だからです。

今年2月から3月にかけて大母様が宋総会長様と日本を巡回して下さいます。
土日だけ清平に帰られて月曜から金曜まで5週間にわたって全国を巡回して下さいます。東京は3月3日です。

この巡回で「特別恩赦聖酒式」が行われます。「天一国祝福家庭新しい出発特別修練会」に参加していない食口は、この聖酒を頂く事になります。祝福家庭全体がもう一度悔い改めて新しく出発していかなければなりません。

では、悔い改めは如何にしてなされるのでしょうか?
それは、私達が神様と真のご父母様により愛されていることを実感するところから始まります。

不足で未熟な私達であったとしても、無条件に愛してくださる天の心情に触れるときに、私達の心の中から自ずと申し訳ないという思いがあふれてきます。

私達は、生まれてからこの方本当に多くの愛を受けてきました。しかし、私達が実際に愛されたと実感している世界は神様と真のご父母様が愛して下さった世界からみてみれば、そのごく一部分でしかないのではないかと思います。

私達が愛されながらも気づかずに通りすぎて来た事、また、愛された事を忘れてしまった事がどれ程多い事でしょうか?
私達の辿ってきた人生の路程をもう一度祈ってみなければなりません。

私達の心の土壌を掘り起こしてみなければなりません。そうすれば、神様が私達を愛して下さったという事実を実感する事が出来るのです。

偶然だと思っていたことの背後に神様の愛と導きがあったのです。日常当たり前だと思っていた事が、実は多くの奇蹟が積み重なった結果であったと悟る事が出来るのです。
その背後にどれ程神様の導きがあった事でしょうか?

私は世界で一番愛されている。また、天宙で一番愛されている。そうした愛されたという実感を持つ事が私達にとって重要です。

天の大きな愛の世界に触れ心から感謝する時、自ずと自分の罪が悔い改められていくのです。
感謝の情と悔い改めの情は表裏一体です。

より切実に神様と真のご父母様の愛を求める努力をしていきましょう!

文亨進世界会長は、天福式というものを行っていらっしゃいます。
私達もこの時間「チャンプモニム 億万歳」と繰り返しながら、神様と真のご父母様の愛を心と体で感じてみましょう。
(「チャンプモニム 億万歳」を繰り返す)

恵みの時にも試練の時にも変わらず私を愛して下さる神様と真のご父母様に感謝しながら、また悔い改めながら2011年度を出発して行きましょう!

カテゴリー:今週の説教 - 11/02/08掲載
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