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説教(9月18日)

■題目:臆するものには悔いのみ残る

■説教者:鄭 時東 平和統一聨合会長

■説教内容

本日の賛美歌276番の中には『臆する者には悔いのみ残る』と言う歌詞がありますが、賛美すると私の中に燃えるような気分が満ちてきます。

2013年のD-dayに向かって何をすべきか、我々の歩むべき内容について皆様と共に考え、お話したいと思います。家庭明誓の中には、自由、平和、統一、幸福についての内容が書かれています。不幸を退けて幸福を追求すると言うことです。今年は9.11テロから10年が経ちます。そして3.11の震災もありました。いま我々のおかれた状況を考えるのによい詩がありますので読んでみたいと思います。

最後だとわかっていたならと言うアメリカで発行されたベストセラーです。

「最後だとわかっていたら」

   ノーマ コーネット マレック作
            (佐川 睦 訳)

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら

わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように
祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら

わたしは あなたを抱きしめてキスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて
抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら

わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても
わかってくれたかもしれないけれど
最後だとわかっていたら

一言でもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日ですべてが終わるのだとしたら

わたしは今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を
どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること

いつでも
いつまでも大切な存在だと言うことを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や
「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

私はこの内容を知って大変な衝撃を受けました。誰しも明日の命は保障されていません。

2013年のその日を迎えられるかどうか分かりません。一瞬一瞬が最後かも知れない状況の中に生きています。お父様も92歳でいらっしゃいます。私達はいまこの時に何をすべきでしょうか。光と闇の中に生きている状況で、そのことについて考えてみましょう。

9月18日はどのような日でしょうか?1974年9月18日はお父様がマディソン・スクエアガーデンで講演された日です。恨多き日を栄光の日に変えた日です。かつてお父様は興南の強制収容所でご苦労されました。2月22日(旧暦1月13日)はその日にあたります。

2013年のD-dayがまさにその日となります。過去の恨を栄光の日に変えて天一国としていく日なのです。我々は、生涯にわたり世界を回り歩まれるお父様の人格を見ました。

2000年前ローマ帝国の時代にはその勢いは200年続きました。その後スペインは南米を植民地化していきました。そして大英帝国イギリスは海を支配していきました。日本は明治維新から勢いを増していきましたが、軍国主義となり、地に落ちてしまいました。

その後、1948年から1988年まで40年間、経済中心となりました。日本製品の価値が出てきました。経済大国として米国についで第二位を維持し続けましたが、現在は中国にその位置を奪われました。

米国も最強国として君臨してきましたが、韓国や中国の勢いを認めざるを得なくなってきています。いかなる軍事力を持ってしても強国として維持できなくなってきています。中国の歴史を見ても、かつてはモンゴルが支配していた時代がありましたが、現在は中華思想の元にモンゴルは少数民族の一つとなっています。

どんな強国でも滅びる時は瞬く間なのです。

2012年、2013年は重要な年です。金日成生誕100周年、中国の政権交代、米国、韓国、ロシアのトップの交代が重なる時です。そのような変化の激しい重要な時です。

米国は清教徒が信仰の自由を求めて新大陸へ渡ってきたのが起源です。One Nation Under Godという建国精神をもとに神に保護されてわずか200年で大国になりました。ドルも世界の基軸通貨となっています。

かつて、タゴールという人が韓国の未来を予言していました。東方の明るい光になるであろうと言いました。韓国は神が保護していると言う内容でしょう。オリンピックを夏、冬開催した国は7ヶ国しかないのですが、韓国はその一つの国です。

国連事務総長は韓国人が再選されています。韓国は最貧国から立ち上がり、ODAの援助を辞退しました。韓国企業は世界に進出して活躍しています。時が来ているということです。

日本と韓国の国交正常化以来、日本は韓国に対して様々な援助をしてきました。今お互いに助け合わなければならない時です。世界では1年間で1400万人の人が生まれています。50年以内に世界の人口は100億人になると言われています。

食料をはじめ、資源が足りなくなるのは目に見えています。それを解決するのが海洋資源だとして、お父様は数十年前からその開発を手がけてこられました。神の前には国境はありません。天一国創建を目指している今、何をなすべきかよく理解して歩みたいと思います。天一国民が我々の立場です。

韓国も日本もありません。東海も日本海もありません。天の目から見てどうなのかが問題です。争っている場合ではありません。エバ国家の使命として韓半島の復帰があります。国内外の韓民族(朝鮮民族)の和合と統一を図るということです。

日本民族は平和を願う民族として国連に1956年に加盟しました。平和を愛する民族として為に生きる精神で天一国創建に向けて歩みましょう。誰しも明日の命は保障されていません。

限りを尽くして歩みましょう。日本は過去の様々な災難から不死鳥のようによみがえってきました。誇るべき国なのです。

今、韓国は自殺率においては日本以上です。離婚率もたいへん高く、出生率は逆にとても低い状況です。深刻な問題があります。メシヤを生んだ国が抱えている問題です。その中で韓日家庭の日本の婦人が韓国の村の中で証を立てています。

過去の大変な状況から絶えず乗り越えてきた日本と韓国が一体となって神の国、神の儀を求めて、D-dayに向かって歩んでいきましょう。

カテゴリー:今週の説教 - 11/09/21掲載
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