■説教者:堀 正一 教区長
■御言訓読:天聖経(第12編 第4章 第3節 36.25)
36「基元節」以降は、皆さんはどのように進むのでしょうか。歴史に一度しかない、途方もない天地開闢時代です。この時を迎え、果たして誰が孝子であり、誰が忠臣でしょうか。天は、皆さんにみ言も下さり、機会も下さいました。絶対信仰、絶対愛、絶対服従の姿勢で進まなければなりません。
自分というものがあってはいけません。謙遜でなければなりません。自分が立派だと考えてはいけません。自分の周辺のすべての人に学ばなければならないのです。神様のみ前に立派な人はいません。天地人真の父母様の前に立派な息子、娘はいません。いまだ成長過程なのです。それを知らなければなりません。
25私たちが神様に侍り、天一国を完成するに当たって、最初に始めなければならないことは、自分自身を省みることです。天一国は、二人が一つになってつくるものであると、真のお父様は語られました。ですから、心と体が100パーセント統一された立場で生活するのが、信仰生活において最も重要な目標にならなければなりません。
どのようにして、そのような立場で生活できますか。私はこのように話しました。「皆さんは、誰かの善し悪しを批判する前に、まず純粋な心で天の前に『ありがとうございます』という言葉から口にしなさい」。個人において、家庭において、教会において、氏族において、国において統一された立場に立てば、神様を中心とした一つの世界が自動的に成し遂げられるのです。そのような心構えをもって生きれば、成し遂げようとするすべてのことにおいて、天が共にいらっしゃり、祝福が与えられるでしょう。