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説教(2017年4月30日)

■説教者:堀 正一 教区長

■御言訓読:真の父母経(第7編 第3章 第6節 2)

2堕落したあとからは、個人から家庭、氏族、民族、国家、世界まで、サタン王国になっています。この世界をどのように復帰するのでLようか。個人を中心として、別々にここに植えるのです。反対になって引っ張っていかなければなりません。脱出Lなければなりません。ですから、仏教のような高次的な宗教では出家をするのです。

 そして、父と母を愛してはならず、兄や姉を愛してもいけません。「わたしよりも父または母を愛する者は、わたしにふさわしくない。わたしよりもむすこや娘を愛する者は、わたしにふさわしくない」(マタイ10/37)という聖書の言葉は、逆説的論理ですが、それは、天の道を訪ねていく当然の道理的論理として受け入れなければなりません。

ですから、お父様は、この世の中でこのような蕩減法を知って、個人から愛の焦点を合わせ、家庭的愛、氏族的愛、民族的愛、国家的愛の焦点を合わせてきました。そうするたびに、サタンがこれを撃破するためにあらゆる力を使うのです。

 ですから、宗教は迫害の道を行きます。社会で良いと言われる道を行ってはいけません。涙と血を流さなければならないのです。頂上に登ってはいけません。目立たない場所にこもらなければなりません。そこが安全地帯です。サタンは倣慢なので、困難な所を嫌います。ですから、最も悲惨な場所が安全地帯です。

カテゴリー:今週の説教 - 17/05/02掲載
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