■説教者:堀 正一 教区長
■御言訓読:真の父母経(第7編 第3章 第6節 9)
9父母は、死の境を越えている子女を見れば、じっとしていることができません。最後まで死力を尽くし、一言でも付け加えることによって復活するようになるならば、父母は万歳を叫ぶようになるでしよう。その境地にならなければ分かりません。
お父様は、一人でも生かすために生死を懸けて闘っています。人類の生命をめぐって闘ってきた生涯でした。それは霊界が知っています。そのような人は、天運が打つことはできません。
そして、いくら監獄に入ることになっても、むしろ反省するというのです。「私が果たすべき投入の限界までまだ至っていないので、このようなことが起きた」と考えるのです。それ以上にしなければならないと考えたときは、後悔がありません。後悔せず、忘れてしまいます。父母はそのような子女を見て涙を浮かべ、永遠を掲げて祝福するのです。心情圏には、そのような背後があります。
カテゴリー:今週の説教 - 17/03/15掲載