■説教者:堀 正一 教区長
■御言訓読:真のお母様の水刺床(スラサン)メッセージカード
「57年前、聖婚直後、お父様と迎えた初めての水刺床が、銀色のすすきのようにおぼろげに浮かんできます。牡丹雪のような大きな涙が今にも不意にこぼれてきそうなお父様の目の光は、天の父母様のあふれんばかりの心情がすべて込められていました。
真の父母の道を歩みながら私たち夫婦は、数多くの食膳に向かいましたが、その目的はいつも同じでした。天の父母様の前に孝情の道理を果たし、人類の救いと平和世界を成すためでした。それゆえ、切迫していた3年開拓伝道の間中、麦ご飯だけを食べた時にも、1日に2ヵ国以上を息を切らしながら巡回しながら水一口で喉だけをやっと濡らした時にも、お父様と私はどんな憂慮もありませんでした。すべてが感謝であり、喜びでした。
聖誕を迎えた今日、祝福家庭皆さんに『水刺床分かち合い祝祭』を施すことができてあまりにも嬉しいです。皆さんは真の父母様が染みる涙の中、懐で再び生んだ天の血統の真の子女です。天上にいるお父様と私は永遠に皆さんを愛することでしょう。
何よりもみ旨のために孤軍奮闘した皆さんの熱い涙と汗を一時も忘れないことでしょう。事実、この水刺床について私は多くの口惜しさを感じています。愛する子女の皆さん一人ひとりに本当に湯気がもくもくと上がる温かいご飯を与えたい心が切なるがゆえにです。
愛する祝福家庭の皆さん。ビジョン2020国家復帰を成就する最後の瞬間まで、私と共に力いっぱい進んでいく誇り高い息子娘となってくれることを心から願います。天上でお父様も私たちを力強く応援していらっしゃいます。
生が尽きるその日まで、天の父母様の前に孝情の道理を果たす、全世界に明るい光となる皆さんすべてとなることを願いながら、いつも愛と幸福が満ちあふれることをお祈りいたします。
天一国5年天暦1月6日 天地人真の父母 韓鶴子」