■説教者:堀 正一 教区長
■御言訓読:天聖経(第8編 第4章 第2節 21.23)
21皆さんは、真の父母という言葉を知りませんでした。皆さんと真の父母との距離がどれほど遠いですか。千里のかなたにあります。そこは、たくさんの塀で遮られています。個人的な塀、家庭的な塀、氏族的な塀、民族的な塀、国家的な塀、世界的な塀、天宙的な塀で遮られています。この塀を越えて勝利した方が真の父母なので、真の父母の名と一つになるためには、皆さんもこれを越えなければなりません。
そのためには、どのようにしなければならないのでしょうか。乗り越えなくとも、ここに橋だけ架ければいいのです。家庭的な塀に橋だけ架ければいいのです。個人的なことから家庭的な橋を架け、家庭的なことから氏族的な橋を架け、氏族的なことから民族、民族的なことから国家、国家的なことから世界的な橋を架けて、越えるようになるとすれば、頂上まで一度に越えることができます。真の父母が、そのような平坦な大路に、石橋でなく鉄橋を架けておいたというのです。
23真の父母と一つになって祝福を受けた家庭には、どのようなことが起こるのでしょうか。真の父母と主体、対象として一体理想圏内に入れば、どのようなことが起こるのでしょうか。相対となる祝福家庭も、真の父母に従って、真の父母の生活のすべてのものを受け継ぎ、蕩減しなくても越えていくというのです。家庭的に真の父母の心情を受け継ぎ、氏族、民族、国家、世界的に受け継いだ資格を備えるので、真の父母の対象圏に立つことができるというのです。
カテゴリー:今週の説教 - 16/02/23掲載