■説教者:堀 正一 教区長
■御言訓読:神の目的と我々の目的(抜粋)
その悲しみの境地、その悲惨なる境地、そういう境地を越えなければならない。そういう境地を越えなければ、その生死の国境と言いますか、この城壁を越えることができない。それで今まで先生は、まあ、生涯を猶予として、今まで戦って来たのはこの城壁を、個人的な城壁、家庭的な城壁、あるいは民族、国家、世界的城壁をいかにして打開するか、これを生涯の目的として今戦っておる最中なのであります。今私は、四十五を過ぎておりますけれども、心とその神に対しての愛する観念におきましては青年たちに負けたくない。どうか、日本におる青年たち、我々は真なる一、一つの基点を造りましょう。
1965年1月28日(東京教会)
カテゴリー:今週の説教 - 15/01/14掲載