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説教(2017年10月8日)

■説教者:堀 正一 教区長

■御言訓読:天聖経(第1編 第4章 第3節 18.11)

18子女を失ったかわいそうな父母の身の上を誰に訴えるのでしょうか。子女が現れてそれを解いてあげるまでは、その胸のしこりとなった恨を解くことができず、打ち込まれた釘を取り除くこともできません。釘を取り除き、愛の涙と血肉で解いてさしあげなければならない神様の恨の心情を、誰が解放してさしあげるのでしょうか。自分の解放よりも先に、神様が解放されなければなりません。これが、宗教人たちの追求する究極的な解放の道であることを知らなければなりません。

11万民が嘆息圏を抜け出さない限り、父母の立場に立った神様は、嘆息圏内から抜け出すことができません。愛する子女が悩んでいるのに、父母が安らかな立場に立つことはできないのです。このような立場に神様がいらっしゃるので、神様を解放してさしあげなければなりません。何によって神様を解放してさしあげなければならないのでしょうか。

神様は万民を愛することのできない拘束圏内にあるので、万民に対して自由に愛することのできる解放圏を神様に取り戻してさしあげるべき責任があります。堕落した人によって誤ったので、堕落線を越えて勝利した息子、娘となって解放してさしあげなければなりません。

カテゴリー:今週の説教 - 17/10/10掲載
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