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説教(2015年7月19日)

■説教者:堀 正一 教区長

■御言訓読:天聖経(第7編 第2章 第4節 1)

第四節天上天国に行く道

l皆さんはみな、先祖たちの顔を代わりにかぶって出てきた歴史的な復活体です。その歴史がどれくらいになるのでしょうか。何十万年になるといいます。そのように長い歴史過程を、結局、「私」一人を造るために苦労したというのです。

金氏なら金氏という「私」一人を誕生させるために、数多くの先祖たちが生まれては死んでいったのです。ですから、私たちは歴史的な結実体です。

皆さんからよく熟した実が出てくると思いますか。皆さんの二世が、間違いない天の実になると思いますか。皆さんの心の中からよく熟した統一教会が出てくると思いますか。六千年の人類歴史の結実体が、木から落ちる実のように熟すことができずに落ちてよいのですか。

「ああ、私は落ちそうだ。風がもう少し吹いたら落ちるので、先生、揺らさないでそっとしておいてください」と言わなければなりませんか。そのような人もいるでしょう。一方で、「先生が斧で打って枝を思う存分揺らしても、枝が裂けていくまでは絶対に落ちません」と言う人もいるでしょう。皆さんは、どのような人になっていますか。

カテゴリー:今週の説教 - 15/07/21掲載
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