■題目:「あなたは腰に帯して男らしくせよ!」
■説教者:和田康伸 教区長
■御言訓読:ヨブ記(第38章 第1節~第15節)
この時、主はつむじ風の中からヨブに答えられた、「無知の言葉をもって、神の計りごとを暗くするこの者はだれか。あなたは腰に帯して、男らしくせよ。わたしはあなたに尋ねる、わたしに答えよ。
わたしが地の基をすえた時、どこにいたか。もしあなたが知っているなら言え。
あなたがもし知っているなら、だれがその度量を定めたか。だれが測りなわを地の上に張ったか。
その土台は何の上に置かれたか。その隅の石はだれがすえたか。
かの時には明けの星は相共に歌い、神の子たちはみな喜び呼ばわった。
海の水が流れいで、胎内からわき出たとき、だれが戸をもって、これを閉じこめたか。
あの時、わたしは雲をもって衣とし、黒雲をもってむつきとし、これがために境を定め、関および戸を設けて、言った、『ここまで来てもよい、越えてはならぬ、おまえの高波はここにとどまるのだ』と。
あなたは生れた日からこのかた朝に命じ、夜明けにその所を知らせ、これに地の縁をとらえさせ、悪人をその上から振り落させたことがあるか。
地は印せられた土のように変り、衣のようにいろどられる。悪人はその光を奪われ、その高くあげた腕は折られる。
カテゴリー:今週の説教 - 10/10/18掲載