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説教(2017年7月2日)

■説教者:堀 正一 教区長

■御言訓読:天聖経(第12編 第3章 第4節 1.2)

1「心情」は、「心の情」と奮きます。心の情がある所は、どこでも心情圏に属するのです。神様が人間を造ったので、神様の心情の流れが既にそこに内的に連結されているのです。
神様の愛の電気が通じるのが心情圏です。心情圏に対する体恤とは、その電気を「ああ!」と感じることです。心情体恤はどれほど強いかを感じることなのです。良いかどうかを感じるのです。心情圏というのは、すべてのものが通じる内容をもっています。この心情圏に属さないものはないというのは、どこであろうと心情的電気が通じるということです。

2母親が自分の赤ん坊を生んだとしても、隣村の乞食、もしくは貧民の息子、娘がお乳を飲めずにいれば、彼らに自分の息子、娘のようにお乳を飲ませてあげてこそ、心情が生じるのです。心情とは、そのようなものです。自分の息子、娘のように愛することができ、世界を越えてでもその愛を実践してこそ、心情の世界が訪れます。情の世界が訪れるのです。

 村に数多くの息子、娘が生まれれば、彼らを自分の息子、娘よりもっと愛することができ、自分の息子、娘を愛したのと同じ心情をもってこそ、心情の世界、解放の世界、神様が訪ねてくることのできる世界になるというのです。彼らを同じ体のように愛さなければなりません。

カテゴリー:今週の説教 - 17/07/05掲載
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