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説教(2016年9月18日)

■説教者:堀 正一 教区長

■御言訓読:天聖経(第8編 第4章 第1節 16-18)

16皆さんは、自分自身を知りませんでした。そうこうするうちに、み旨を知るとともに、自覚の心情をもってこの門をたたいてきました。皆さんは、「歴史を経て、時代を過ぎて未来を開いていく私だ」ということを自覚しなければなりません。自分自身で自覚しているようですが、実際は神様が私を自覚させているのです。

17どのような自覚をしなければならないのでしょうか。世界を代表した自覚をしなければならないのです。 男性も世界を代表した自覚をしなければならず、女性も世界を代表した自覚をしなければなりません。歴史的な勝利の祭物にならなければならないという自覚、時代的な勝利の主体にならなければならないという自覚をしなければなりません。

メシヤの命を奪ったので、自覚しなければならない立場において、亡くなったその方の前で私が死んで蕩減し、その方の哀れみが私に及ぶことによって、彼と共に復活の栄光に参与しようという心をもたなければなりません。そうでなければ、天国に入ることはできないというのが原則なのです。

18自覚です! 堕落とは、個人を中心として自覚したところから出発しました。今からは、蕩減復帰して、自分を中心としたものではなく、神様の家庭を中心とした自覚がなければなりません。そこから新しい理想世界が生じるのです。そのようにするには、血統が問題です。人類はそれを、今まで知りませんでした。先生が地上に現れ、詳細に解明してあげることによって、初めて分かるようになりました。

 そのようにして理解した自分は、自分の存在圏と関係がありません。革命的にひっくり返して、新しい父母を中心とした新しい家庭が出てこなければならず、その家庭は、今のように個人を自覚した立場で堕落したものとは違います。これは、公的な自覚の上に立っているので、心と体が争うことがないのです。

カテゴリー:今週の説教 - 16/09/21掲載
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