■説教者:堀 正一 教区長
■御言訓読:天聖経(第1編 第4章 第2節 37)
37旧約時代までは、万物を犠牲にして息子、娘を取り戻す時代です。新約時代は、息子、娘を犠牲にして父母が来る道を築く時代です。父母がこの地に来て、神様が来ることのできる道を築くのです。縦的父の水平世界を、万民世界を越えてつくらなければならないのが其の父母の使命です。
ですから、この水平の父の心情圏がつくられるようになれば、縦的な父の心情圏は、自然にここに来て定着します。そうして縦的、横的な愛を抱ける位置に行けば、ついに世界を越えて神様は核の位置に行き、本然の理想の権限を再び裔成したことによって、「すべて成し遂げた」と言うことのできる時代に越えていくというのです。
カテゴリー:今週の説教 - 14/07/17掲載