■説教者:堀 正一 教区長
■御言訓読:天聖経(第7編 第2章 第2節 21.第4節 10)
21天国に行くとき、結婚式をするように礼服を着て入っていき、神様のみ前に愛の挨拶をします。神様のみ前で夫婦が愛するのです。そこで愛すれば、神様御自身が喜びと同時に縦的な立場で包み込み、横的な夫婦ばかりでなく、宇宙全体の感情が入ってきて酔いしれるようにするのです。想像もできない仕掛けが施された世界に入っていくのです。愛するようになれば、見えない二つの力が訪れてきて、すべて一つになって光の世界に同化されるという、驚くべきことが起こります。真の愛がなければ、そのような生活にはなりません。
10神様から始まったものは、神様に帰ります。神様に帰るというと、体が二つなのでしょうか。一つです。一つは原因であり、一つは結果です。これを出発させて押し出すのも愛であり、その押し出したものを引き入れるのも愛です。それ以外にはありません。それで、愛の心は歴史と共にあるというのです。歴史が押し出すのです。
愛は最初に帰ります。愛以外に最初に帰る力はありません。生命力は愛によって出てきます。これは、愛の引き出す力、引き入れる力によって出てきます。遠心力と求心力は、愛の力ゆえに成し遂げられるのです。男性と女性の生命力が愛によって連結されれば、男性は完全な生霊体になります。男性と女性が完全なものになろうとすれば、男性と女性が一つにならなければなりません。
カテゴリー:今週の説教 - 16/05/25掲載